アイズリミックス

弐/渋谷・原宿リミックス



『超強化拡張現実で日々戦いに勤しんでいる100万人のテイマーの皆様方こんばんは。私がゲンナイです――……』
 街頭の大型ビジョンが映している老人。デジモンVRを発売している会社”WorldTruth(ワールド・トゥルース)社”の会長――無限冬樹(むげん ふゆき)ことゲンナイだ。年齢は80を超えていると聞いたが、その喋り方は流暢で、若さすら感じられる。
会長。といってもデジモンVRのシステムを開発・構築したのはゲンナイの息子だ。しかしその肝心の息子よりもこの爺が前に出たがりで、このように自身の会社のCMにも自らテイマーネームで出演するほどメディアへの露出度が高い事で有名だ。
(このくそじじぃが)
 街頭テレビを睨み、アキトはぼやく。
ビルに掲げられた巨大テレビから目を下にやると、広がるのは、ごみ、ごみ、ごみ、ごみごみ、ごみ、溢れんばかりの人のごみ。
目を覆いたくなる光景だ、ここ――渋谷の駅前は。
いや、一応既に覆っていたと言えば覆っていたのか。
アキトは光景をぼやかしていたサングラスをはずし、肩にかけたメッセンジャーバッグから電脳ゴーグルを取り出す。
スマートフォンにケーブルを繋ぎ、ゴーグルを装着。キャップの上にフードを被せた。
 

 
 アキトのメダル所持数は現在1000枚。
 あれから――。
 ナツミの死から1年が経った。
 アキトは高校の入学を取りやめ、テイマーの多い都心へ単身住まいを移した。
”住まい”と呼ぶには少し語弊があるかもしれない。現在の彼は、不定期の日雇いアルバイトで得た収入でネットカフェや、ファーストフード店を寝床としているからだ。
(そろそろシャワー浴びねえとなぁ……)
 スマートフォンの画面をタップし、デジモンVRを起動――リアルモーメントへとログインする。
 ただでさえ騒がしい喧噪がさらにうるさくなる。
人混みの隙間を埋めるように表示されているデジモン。
しかし、アキトの目的は野良デジモンではなく、テイマーだ。
派手な服装の者だったり、日焼けサロンで肌を焼いている者だったり。ゲームとは無関係そうに見える若者が集う街ではあるが、それでもテイマーはいる。デジモンVRの普及率の高さには、驚くばかりだ。
周りを見渡す。
二十メートルあたり前方に人混みの隙間からこちらを見ているものがいた。
テイマー印を頭に浮かべている。
しかし、人間ではない――。

 そこに立つデジタル・モンスターは、体の中央はカプセルのような姿をしており、下半分は機械、上半分は透明だ。その透明部分の中に見えるのは人間の脳を模している機械の塊。ニョキとコードのような両手を伸ばし、体は四本の短い脚によって支えられている。
【ナノモン Lv5 ウィルス】
 カプセルの下部分にある両目は、片方がライトのような機械製なのに対し、もう片方は生物的な目をしていた。そしてその目はギョロリとただアキトを見つめている。

(遠隔操作型か……)

 デジモン本体の上にテイマーマーク、という事はそのデジモンは自宅、若しくはネットカフェなどから、マップシステムを利用しその場所にやってきた事を示している。
“BATTLE START”
 不意に英字が浮かび上がる。
 あまりにもナノモンに見つめられたものだから、ついアキトは無意識のうちに見つめ返していた。その動作で眼球操作が起動し、意図せず戦闘が開始してしまう。
(まずい――相手はLV5だぞ)
 アキトの後部から使用デジモンが飛び出す。
 全体を紺色に包みんだボーリング玉代の丸い体。そこに短い手足がとってつけたように生えている。球体の上部、額に該当する部分には、ギザギザ型の黄色のプレートが張り付いている。
【サンダーボールモン Lv4 データ】
 そのままナノモンの前まで走らせる。
 小型デジモン同士の戦い。面が少ない分、攻撃を当てる速さと正確さが問われる。その分、アキト――スピーダーのほうが有利――。
 ナノモンの目前に到着。
 すぐさまパンチを繰り出す。
 一番脆く、急所であろう頭の透明部分を狙う。
 ――ヒットした確かな感触。しかし。
 流石はLv5と言ったところだろう。
 敵はダメージを負い、横方向に身をグラつかせたものの、透明部分の破損とまではいかなかった。
 ナノモンは体勢を立て直し――前進。
(ん……?)
 様子がおかしい。
 ナノモンは、サンダーボールモンを素通りし、そのままアキトのほうへ向かってくる。
 そして目前で止まり、触手のような機械の腕を彼の電脳ゴーグルに張り付けた。
「おい、なにしてんだよ!」
 思わず声を出す。
 電脳ゴーグルが映し出している仮想の映像とわかっていても、その行為は異常だった。
 アキトはサンダーボールモンを連れ戻し、ナノモンに再び電気を帯びたパンチ繰り出す。
 クリティカルヒット。ナノモンの体が大きくブレたが、ゴーグルに接着させた手だけは離れなかった。
(コイツの目的はなんなんだ……?)
 ふと、アキトは視界の左下に表示されている自分のプロフィールに目をやる。
 887、886、885、884、883……。
 まるで数字のカウントダウンのように減っていくメダルの所持数。
「ふっざけんな!!」
 理解するのに数秒かかってしまったが、目の前のナノモンの正体にアキトは気づく。
(こいつはデジモンなんかじゃない。”コンピューターウィルス”だ)
 ――アキトの電脳ゴーグルがハッキングされ、メダルを盗まれている。
 すぐさまアキトは戦闘を中断しようとするが、全ての操作が不能となっている。
 無論、ナノモンの仕業だ。
ハッキングの速度は増していき、瞬く間にメダルの数は減っていく。
――10……6……。
0になる。
瞬間、ナノモンはその手を放して逃走。
「まてこらああ!」
同時にアキトは追走を始めた。



デジモンをコンピューターウィルスに改造して行うハッキング。
いわゆるチートとも呼ばれるこの行為は、デジモンVRのユーザー間で最も禁忌の行為。一時期ニュース沙汰にもなるほど問題となっていた。
しかし、度重なるデジモンVRのアップデートで、プログラムを強化し、最近は滅多にないと聞いていた。
故の油断。
人混みを掻き分けながら、なんとかアキトはナノモンを見失わず追いかける。
奴――ナノモンがデジモンの皮を被った悪意のあるウィルスだとしても、基本のシステムはデジモンである。だとしたら、遠隔操作している主の元へ帰るはずだ。
メダルを盗み即座に逃走を始めたという事は、その可能性が高い。
それだけを信じて、アキトは走る。
相当のプログラムの腕と、法を犯す精神を持つクソッタレの元へ。

それにしても――平日だというのに、人が多い街だ。横目に見えるファッションチェーン店は、地元にもあったが、なぜわざわざこんなところで人混みをなすのか全くわからない。
そんな風に考えながら、優雅にウィンドウショッピングを楽しむ人々を掻き分けナノモンを追う。
こんなに走ったのは小学生の頃以来かもしれない。自分の体力の衰えを感じずにいられない。
アキトの先方で浮遊しながら前進を続けるナノモンは、信号では人間と同じく動きを止める。
その度にこちらに振り返り、そのギョロリとした目を覗かせた。
ナノモンと目が合っている時だけがアキトの唯一の休息。そんなローテンションが続き、青山通りを新宿方面に走りっぱなしで数十分が経つ。
渋谷から原宿に抜ける頃、そろそろアキトの体力にかげりが見えてきた。
 しかし、メダルを取り返して絶対にその犯人を、ゲームの運営、若しくは警察に突き出すまでは、ナノモンへの追跡をやめるわけにはいかなかった。
(これを逃せばもう次はない……!!)
 表参道の交差点を渡ったと同時、ナノモンが再び振り返り、今までの直線コースをやめ、急に右折した。アキトは自身にブレーキをかけ、ナノモンと同方向に体を向ける。
「逃がしてたまるかよ!!」
 少し走った後、ナノモンは左折。
 しかし今度は道がない。
 そこにあるのは――マンション。
 ナノモンは入り口の自動ドアをすり抜ける。
 アキトは足止めを食らい、すぐ横にあるインターフォンに目をやる。
(今は緊急事態だばかやろう!!!!)
 自動ドアを手でこじ開ける。
 通り抜けたと同時ナノモンを追いかける。
 階段を上り、3階まで上がったところで、ヒョイとナノモンがドアに吸い込まれる所を見た。
 ――やっと見つけたぞ……。
 そのドアの前にたどり着くとすぐさまインターフォンを連打する。
 連打に次ぐ連打。
 反応はない。
 連打を続ける。
 反応なし。
 ドアを殴る蹴る殴る蹴る殴る。
 反応なし。
「ふっざけんな!!」
 このまま警察にでも通報してやろうと、スマートフォンに目をやるが未だ操作を凍結されたままでいる。
 最悪の事態をアキトは予想する。
 もしこのまま犯人の居場所がわかっていながら、証拠が出ずにそのまま狸寝入りを強いられたら?
 もう一度最初からメダルを集めなおし。目標の十分の一とはいえ、千枚集めるまでに一年かかった。タイムリミット――二十歳の誕生日まではあと三年……。こんなロスはあってはいけない事だ。悪い考えが頭を巡る。アキトはその部屋のドアに背をあずけそのまま、ずるずると腰を下ろした。
 未だに肩で息をしている状態だ。
 (とりあえず……犯人が出てくるまで絶対退かないぜ……)
 そんなアキトの固い決意をあざけ笑うように――
 ガチャリ。
 ――ドアは開く。
 背もたれを奪われたアキトは、後方に転ぶ。
 そして、そのすぐ後ろに立つナノモンの使い手を仰ぎ見る。
 ショートカットの派手なピンク色のボブカット。
 眠たそうだけどどこか吊り目のような、あえていうなら猫のような目。
 黄緑のパーカーを羽織った――下着姿の少女は言った。
 「まぁ、外はまだ寒い。 中にでも入ったらどうだ?」



 土足だろうが関係ない。
 アキトは鬼気迫る表情で、少女に歩み寄る。
「ま、まぁとりあえず落ち着こうじゃないか――」
「落ち着いてられっかよ!!」
アキトのあまりの迫力に、思わず少女は後退しステンと転倒。
それに、つまづきアキトも転倒。
 彼女の上に覆い被さる形になってしまった。
「えっち」
「うるさい!」
 アキトは顔を赤らめ即座に顔を上げた。薄暗い部屋の全容が視界に入ってくる。
(なんだ……これ……?)
壁にかけられている幾つものPCディスプレイ。その明かりによって衣服やらジュースの缶が散乱している部屋を照らしている。
こんな東京の一等地で、この大層なコンピューターの装置……そして今自分の真下にいる少女。
真下……?
 異常な部屋に目を奪われ一瞬そいつの存在を忘れていた。
「重いからそろそろ僕の上から退いてくれるとありがたいんだが客人」
 既に真っ赤になったアキトは立ち上がり少女から離れた。
「何が客人だ、警察に通報するからな!」
 少女も上半身を起き上がらせる。
「何を言うのかな客人。逮捕されるのは君のほうじゃないの?」
「なわけあるか!」
 少女は、アキトの足を指さす。
「未成年の、それもこんな姿の少女と、その少女の家に急に土足で上がり込んだ男。この二者を見て、警察のみなさんが手錠をかけるのはどちらかな?」
「……ともかく。別件でお前はハッキングで逮捕される」
「そんなもの、警察が来る時間を待たなくとも証拠を跡形もなく消す事は容易だよ」
(なにいってるんだこいつ……)
 証拠を確認すべく、アキトは電脳ゴーグルに目をやる。
 メダル所持数1000枚。
 全てが、ナノモンと出会う前の状態に――
(復元されている……?)
「お前……一体なにものだ?」
「君の話が聞きたい。客人さん」
少女は――テイマーネームをコハルコと名乗った。



 アキトは目の前に出されたチョコ菓子――スニッカーズの山を次々と口に入れていき、それを500mlの缶に入った緑のパッケージの炭酸飲料、マウンテンデューで流しこんだ。
 思わずゲップが出そうになるが、流石に女性の前なのでなんとかスニッカーズもろとも飲み込んだ。
「よほどお腹が空いてたみたいだね。そんなにがっつかなくても僕は君の食事を妨げないよ――それにしても」
――面白い人だよ君は。
あれから、アキトは少女――コハルコと一先ずの停戦体勢をとり、わけあってメダルカンストのボーナスを狙っている事を話した。
デジタルワールドへの誘致。
最初こそコハルコは「そんなの信じているんだ」とあざけ笑っていたものの、実際のところ彼女も気になってはいるらしい。それ故のハッキングだったと。
しかし。
『私のハッキング能力を駆使してそのインチキを暴いてやろうと思ったのだけど……』
 彼女は既に8999枚のメダルを盗んでおり、アキトから盗んだ1000枚のメダルでカンストに達するはずだったのだが、あっけなくエラーが出て何もおこらなかったそうだ。
「エラーも予想外だったけど、その前にまさかナノモンを追っかけてくる人がいるなんてね」
「ほらほ……」
 アキトは口に詰まったスニッカーズをマウンテンデューで流す。
「そうらそうだろ。まんまと自分の位置をバラすなんてお前も三流だな」
「その考えも三流だよアキトくん」
「は?」
 10本目のスニッカーズの袋を開ける。
「僕はいくらでも回り道をして、君を永久に走らせていく事も可能だったんだよ。でもあまりにあきらめないし、面白いと思ってこの家にわざわざ招いたんだよ。」
「……それはごもっともなこと……だがまだお前には相当イラついるんだぞ」
「そのお菓子とジュース返してもらおうか?」
 アキトは黙る。
 本当に、つくづく面白い人だな君は。とコハルコは笑う。
「お前……本当何者なんだよ。デジモンをウィルスに改造なんて並みのプログラマーじゃできないぞ」
「あるべきテイマーの鑑。とでも言ってほしいかな。君は知らないんだね」
「なにをだよ」
「デジタル・モンスターは元々がコンピューターウィルスなんだよ」
「それはゲームの設定だろ」
「いや、本当なんだよ」
 アキトはスニッカーズを食べる手を止める。
「本当なんだよ。デジモンのプログラムを解析すると、すごく複雑なプログラムの骨組みはコンピューターウィルスのプログラムになっているの」
「マジかよ……」
 これだけのハッキングをやらかされているアキトである。コハルコのその言葉に信憑性を感じずにはいられなかった。
「こんな無茶なゲームを作る会社なんだから……ありうるんだよ。9999枚カンストした時に、何かとんでもない事が起こるということが」
「……」
「僕は残念ながらテイマーとしての実力はない。だから君に協力したい」
「こんな事された奴の手助けなんていらないね」
「食糧を上げた好意ある行動をした人の?」
「そ、それは……ありがとう……でも、俺は一人でカンストを目指す」
「それに君、少し匂うぞ。もしかして家もないんじゃないかな?」
「今日浴びるつもりだったんだよ」
「ネットカフェで? 良ければここに住めば良いじゃない」
「そんな――」
(うまい話がどこにあるっていうんだよ)
「お前は……美人局かなにかなのか? 新手の?」
 少女は再び笑う。
「新手すぎるねその美人局」
「じゃあマジで何者だ?」
「まぁ、流石に不安だろうし」
 少女は立ち上がり、デスクの引き出しから手帳のようなもの取り出し、アキトに投げる。
「あいにく身分証明はそれくらいしかなくてね」
「これは……」
 生徒手帳。
「けいおうぎじゅくじょしこ……おま」
「なんだ?」
「これお前のか?」
「無論私のだよ。それよりお前呼ばわりは止してくれるかな?」
 不意にコハルコの猫目が鋭くなる。
「あ、あぁすまん」
 変なところ気にするんだなぁ。しかし自分に非がある分仕方ない。
「この高校名ってあの高校って事でいいんだよな?」
「そうだよ」
 アキトは高校には行かなかったが受験はしたので、有名私立の高校の知識は有している。
 その生徒手帳に記されているのは恐らく都内近郊含めても1、2を争う……いや、女子高という事を考えればほぼ1番と言って良いほどの偏差値の高い高校だ。
「中見ていいのか?」
「どうぞ」
 アキトは生徒手帳をめくる。
「別人じゃないか」
 一目してアキトはため息まじりに言った。
「本人だよ」
 生徒手帳の1ページ目に貼られた証明写真の少女と目の前にいるコハルコとを交互に見やる。おかっぱのようなショートカットの髪型はさして変わらないが、色はドピンクではなく黒色で、しかも黒縁の眼鏡をかけている。
「え? だって名前も違うじゃないか」
「テイマーネームに本名使うのも昨今あまり見ないよ、それが私」
再びアキトは写真に目をやる。言われてみれば確かに眠そうな猫のような目は眼鏡超しにも変わらないように見えた。
 生年月日を見ると、目の前の少女の年齢は自分の一つ上というのも驚きだった。
「高二だったのか……」
「高校はやめた。それは1年のときの」
「なんでこんなグレちまったんだ?」
グレた?
――本当に面白いね君は。復唱して彼女は笑うだけだ。
「だからお前、一体何者なんだよ」
「何者もなにもそれを見ればわかるでしょう」
「いや、でもなんでそうなっちまったんだよ高校までやめて親はここに一緒に住んでいるのか?」
「親には見捨てられた――理解されない天才ってとこかしらね。それ以上を話すなら君がなんで、メダルカンストを目指しているかも詳しく教えてもらえないとね」
「それは……」
「本人のプロフィールなんてどうでもいいんじゃないのか君は私のファンか?」
「よく、わからないけど大変そうなんだな……」
「それは、お互い様に見えるが? だから私は君に協力――」
「悪いけど」
 アキトはコハルコに背を向け振り向きざまに口を開く。
「俺は一人でカンストを目指すよじゃあな」
「これ」
 アキトの電脳ゴーグルのプラグがスマートフォンからはずれ、彼女の右手に握られている。
「あ、いつのまにはずしてるんだよ」
「今度ついにワイヤレスのゴーグルが出るみたいね」
「んん? いいから返せって」
 差し出した手はヒョイと避けられる。
「なにしてんだよ?」
「電脳ゴーグルは脳波とリンクしているのは知っているよね?」
「ん、あぁなんか睡眠のリズムを図るとかそういうやつだろ」
「まぁそれだ」
コハルコの左手に、PCから伸びているもう一つの電源コードが握られていた。
「私の超天才的技術でこちらからもその脳波に多大な影響を与える電波を送る事に成功した」
「つまりどういうことだ?」
「これとこれ」
 彼女の右手に握られたアキトの電脳ゴーグルのプラグと、左手に握られたケーブル。
「――つなげると、君は死ぬ」



 アキトとコハルコの奇妙な共同生活――
――彼と彼女の奇妙な共闘生活はかくして始まる事となる。





DigimonRemixSeries『EyesRemix2/ shibuya.harajuku-remix』→END
To Be Continued →『EyesRemix3/ hospital-remix』

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